経済

タクシー値上げ審査開始 総合事務局、8月にも実施か

 沖縄総合事務局が沖縄本島と離島地区のタクシーの運賃改定審査を始めたことが22日までに分かった。申請した事業者の車両台数の合計が、審査開始条件の7割を超えたため実施した。事業者から申請のあった運賃引き上げ率は本島が9・1~29・3%で、離島は8・9~24・5%。審査には約半年を予定しており、早ければ8月にもタクシー運賃を値上げする可能性がある。運賃が改定された場合、消費税増税時の運賃改定を除いて本島では9年ぶり、離島では8年ぶりの値上げになる。

 本島と離島のタクシー事業者が昨年11月、消費税8%導入やレンタカー増加などを理由に、運賃値上げを申請していた。
 運賃改定後は、本島と離島の両地域ともに現行の小型、中型の区分を廃止し、新たに「普通車」に統一する。申請内容は本島の初乗り運賃をこれまでの小型500円、中型510円から普通車560~660円に引き上げる。初乗り分を超える距離に応じて加算される運賃もこれまでの小型車60円、中型車70円から普通車80円に引き上げる。
 離島の初乗り運賃はこれまでの小型車430円、中型車460円から普通車480~570円に引き上げる。加算運賃は小型車60円、中型車70円から普通車70~90円に引き上げる。
 沖縄総合事務局は今後、関係者への意見聴取やタクシー値上げの可否、価格改定幅などを審査する。
(上江洲真梨子)



琉球新報