社会

那覇市庁舎2000人避難 爆破予告、市民「許せない」 

爆破予告を受け、庁舎外に避難する那覇市役所職員ら=26日午後2時50分、那覇市泉崎

 市庁舎の爆破を予告されていた那覇市は26日、予告時間の「午後3時34分」に合わせて那覇市泉崎の市役所本庁舎をはじめとする市関連施設を一時閉鎖した。午後2時半から市民らの入庁を規制した本庁舎では、職員や市民ら約2千人が庁舎外に避難。予告時間経過後の同3時57分、職員や警察官による安全確認で異常がないことが確認され、避難は解除された。

 市総務課によると、本庁舎以外の市関連施設でも異常は確認されなかったという。本庁舎では解除後、職員らが各職場に戻り、午後4時から業務を再開。市民らも続々と本庁舎内に入り、各課の窓口に並んだ。
 遺族年金の手続きで市役所を訪れ、業務再開まで待機した国吉政子さん(83)は「(爆破予告を)知らなかった。まさか沖縄まで来るとは思わなかったからびっくり。犯人を重罰にしてほしい」と話した。
 小中学校を含む市関連施設も爆破予告への対応に追われた。本庁舎に隣接する開南小は5校時まで授業を実施した後、児童らを下校させた。観光客でにぎわう第一牧志公設市場は市と調整した上で閉鎖を行わず、ごみ箱の一時撤去や予告時間の巡回強化で対応した。
 同市場組合の粟国智光組合長は「ひどいいたずらだ。市民や観光客に不安を与えたことは許せない」と憤った。



琉球新報
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