「女子旅」を積極応援 沖縄市観光チーム 女性10人が提言


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桑江朝千夫沖縄市長(前列中央)に対して観光資源の活用を提言した「沖縄市女子観光プロジェクトチーム」のメンバーたち=2月25日、沖縄市役所

 【沖縄】女性の目線で沖縄市の魅力を発掘する「沖縄市女子観光プロジェクトチーム」の活動報告会が2月25日、沖縄市役所で開かれた。桑江朝千夫市長に対して、ファミリー観光や女子旅の受け入れ体制強化や観光資源の活用を提言した。

 市内外の20歳以上の女性10人でつくる女子観光チームは昨年7月に結成された。毎月会合を開いて、観光資源の活用や課題について意見交換して提言書をまとめた。
 提言書では、女性に特化したライブハウス巡りの企画や外国人家庭へのプチ留学体験メニューの開発のほか、観光施設やホテルに沖縄市の地域ブランド「コザスター」認定商品の販売コーナーを設けることなど10項目を提案した。
 県立芸大2年の護得久ひかるさん(20)は「『女子旅』をキーワードにして、女性をターゲットにした商品開発やイベントを開催してもらいたい」と提言した。
 沖縄市ミスハイビスカスの大城真智子さん(23)は「コザスターの魅力を最大限PRするため、試食できる場所を提供した方がいい」と話した。
 桑江市長は「皆さんの市への情熱を感じた。提言を参考に企画を取り入れて、昼も夜も女性や家族連れが楽しめる街にしたい」と感謝した。