【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対する市民らは24日午前も名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前に集まり、約120人で抗議行動を続けた。
小雨の降る中、シュワブの新ゲート前で十数人がプラカードを持ち、行き交う米軍車両に基地撤去を訴えたほか、同基地所属の米兵による女性暴行事件に怒りの声を上げた。テント内では中部市町村などの市民らが座り込んでいる。
一方、建設が予定される大浦湾では市民らが抗議船やカヌーで臨時制限区域内にある大型クレーン船の近くまで進み、作業停止と資機材の撤去を訴えた。海上やシュワブ陸上部分で目立った作業は確認されていない。【琉球新報電子版】