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給食完食、164日達成 美里小2年5組、食育実践

164日間の給食完食を達成した美里小学校2年5組の児童=22日、沖縄市美里

 【沖縄】食育に取り組む市立美里小学校2年5組の児童が164日間の給食完食を達成した。同校栄養教諭の稲嶺るり子さんによれば、好き嫌いが激しい低学年での達成は珍しいという。

 一人一人の食事量に応じた盛り付けなど、完食に向けたノウハウが生かされた成果。22日に学年最後の給食を完食した児童たちは「給食が恋しい」と、新年度が待ち遠しそうだ。
 完食達成の2年5組は27人の児童が在籍する。担任教諭の與那覇りささんは、児童それぞれの食事量の把握をはじめ、苦手な食べ物から食べる習慣を付けるのが完食達成のこつと話す。
 2学年最後の給食はピザトーストにヌードルスープ、ポテトサラダに牛乳、ケーキと、学年を無事終えたご褒美に近い献立。早々と給食トレーを空にした翁長爽太君は「あー今日が最後か。給食が恋しい」、又吉杏奈さんは「おいしかった」と、満喫した様子で話した。
 新垣孝哉校長は「食に懸ける生産者の意気込みや、食を通して命をいただく感謝の気持ち、給食センターの職員の皆さんの調理への思いなど給食にまつわる教育をした成果が出ていると思う」と評価。その結果、児童たちに「食べ物を無駄にしてはいけない気持ち、思いが形成されたのではないか」と話した。