【中国時報】「鉄道の日」で各地イベント 事業開始129年祝う


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 台湾の「鉄道の日」(鉄路節)に当たる9日、台湾各地でさまざまな鉄道関連イベントが開かれた。これは台湾の鉄道事業開始129周年を祝ったもので、そのプレイベントとして、花蓮駅では台湾で唯一駆動可能な「LDK59」蒸気機関車の搭乗体験が行われた。

 “85歳”となるこの骨董(こっとう)品級の蒸気機関車のたたずまいと、煙を発しながら汽笛を鳴らす姿に、鉄道ファンのみならず子どもも大喜び。「アニメと同じ!」と興奮する子どももいた。LDK59は30年に日本の日立が製造したもので、当初は花東線の輸送を担った。69年のディーゼルエンジン化以降は、蒸気機関車は減っていった。
 また阿里山森林鉄路では、嘉義―北門間でヒノキ製の客車を引く蒸気機関車が運行された。