【中国時報】従軍慰安婦で問題発言 行政院長、新聞で釈明


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 新政府の林全行政院長は、立法院の国民党の費鴻泰議員の「あなたは、従軍慰安婦は志願したと思いますか?」という質問に対し「志願した者もいたし、脅迫された者もいる」と答えた。重ねて質問された時も「いずれもあり得る」と答えた。

 その発言内容が議論になっていたが、その後、林全行政院長は緊急に新聞紙上で釈明した。院長は大部分の慰安婦は強制されたものであり、いわゆる志願したと言われている者も経済的に困窮した状況があったことや女性差別から慰安婦になったとの見解を示した。

 さらに慰安婦の史実を理解していなかったとし「各種歴史研究を尊重し、さらに時間をかけて理解を深めていきたい」と述べた。