きょう追悼名護市民集会 辺野古、市民と機動隊一時もみ合い


この記事を書いた人 金城 美智子

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を巡り、市民ら約45人が17日午前10時ごろ、抗議のため米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを行った。機動隊約20人が出入り口の車両の通行を止めて抗議をする市民らを排除するなど、一時激しくもみ合う場面もあった。

 機動隊に手足をつかまれ強制的に歩道へ移動させられた市民らは「同じ日本人なら(米軍属女性暴行殺人事件の)被害者の無念分かるだろ」「力任せの『外人パワー』に断固反対」などと声を張り上げた。
 マイクを握った抗議参加者らは次々と、きょう午後6時30分から名護市大南の市屋内運動場(21世紀の森で体育館隣)で開催される米軍属女性暴行殺人事件で犠牲になった女性を悼む「追悼名護市民集会」への参加を呼び掛けた。
【琉球新報電子版】