【中国時報】センター試験、受験者が過去最低 少子化、推薦が影響


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 台湾のセンター試験にあたる大学入学指定科目考試が、7月1日から3日まで行われる。しかし受験申込者はわずか5万871人で、史上最少の数字を記録した。

 今年の新入生予備軍は、昨年に比べ2万人減少した。専門家は学生数1、2万人規模の大学には、新入生が2、3千人必要となるが、計算上は10の大学で新入生がゼロになる大学も出てくると述べている。8月の合格発表には、その大学名が明らかになる。

 台湾の大学の入学には推薦入試と一般入試による二つのルートがある。今年の大学入学試験の受験者が少ないのは、少子化の影響に加え、先に行われる推薦入試に受験生の興味が移り、統一大学入学試験の受験者数に影響を与えたと考えられる。