家族で楽しめる糸満釣り筏


社会
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 糸満釣り筏(いかだ)でアシチンやユダヤーガーラ、ガチュンなどが釣れ始めたとの情報が入り26日に取材に出掛けた。午前10時30分に渡ると、ベテランからファミリーまで既に20人余りの釣り人が渡っていた。

 ベテランはフカセ釣りでトカジャーやガーラなどを狙っていて、垂らし釣りではミーバイやガーラを狙っていた。大型のガーラが回遊しているらしく、垂らし釣りの仕掛けには2回大物のアタリがあったが、ロープなどに擦れて16号のラインを切られてしまった。
 ファミリーはサビキ釣りで小物釣りを楽しんでいた。大阪から沖縄に移住して来た藤村健樹さんと奏音さん親子は、午前8時から釣りを始めたが、しばらくの間はさっぱり釣れなかった。午前10時になってアシチンやユダヤーガーラ、ガチュン等が次々に釣れ、1時間ほどで写真のような釣果に恵まれた。撮影後もコンスタントに釣り上げ、午後1時には釣り筏を後にした。
 糸満釣り筏はトイレも完備していて、ベテランからファミリーまで釣りが楽しめる。特にファミリーには7月から8月にかけて、サビキ釣りでガチュンやミジュン、ガーラやグルクンなどが釣れるのでお薦めだ。
 つりぐのぞうさん(電話)098(995)3117。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

17日、栗国島で63.2センチ・2.9キロのアカジンをグルクン泳がせ釣りで釣った當真邦彦さん
19日、中城海岸で65.5センチ・3.39キロのタマンを釣った山内盛竜さん
25日、糸満釣り筏で43センチ・1.56キロのカーエーと57センチ・1.78キロのガーラを釣った名嘉伸一さん
19日、古宇利島で37.7センチ・0.95キロのアーガイを釣った砂川潤都さん
18日、名護海岸で67.2センチ・3.76キロのタマンを釣った大城貞祐さん
23日、久高島で44.5センチ・1.3キロの尾長グレを釣った前當慎也さん
6月25日、国場川で32センチのガクガクを釣った玉城飛翔君
19日、糸満市役所裏展望台で32センチ・0.5キロの初タマンを生まれて初めて釣った大城佑樹君
26日、糸満釣り筏でアシチンやユダヤーガーラ、ガチュンなどを釣った藤村健樹さんと奏音さん