沖大で期日前投票 18、19歳が一票 参院選


この記事を書いた人 新里 哲
期日前投票で1票を投じる沖縄大学の学生=30日午後、那覇市の沖縄大学

 那覇市選挙管理委員会(唐眞弘安委員長)は30日、那覇市の沖縄大学(仲地博学長)で、10日投開票の参院選の期日前投票を実施した。大学内に投票所を設置するのは県内初で、1日限り。那覇市に投票権のある沖大の学生や近隣住民ら176人が投票所を訪れ、1票を投じた。

 沖大への投票所の設置は、改正公選法の施行で選挙権年齢を引き下げることに伴う若者の意識啓発が狙い。市選管によると、18、19歳で16人、20~29歳で30人が投票した。

 18歳選挙権を得て初めて投票した同大1年の諸見里秋博さん(18)は「思ったより簡単にできた。授業が終わった後にすぐ行けるのがとてもいい」と話した。