【中国時報】台湾と日本 台風の対処に差


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 台風1号が台湾に上陸し、多くの被害が出た。その日は、台湾全土が休みになったが、台北は雨も風もなく、多くの北部住民は「休日を1日もうけた」感覚だ。そのため柯文哲・台北市長の休日判断はミスだったのではと批判された。

 こうした判断は難しいものだが、台湾同様、日本も台風に見舞われるが、どう対処しているのか。日本では台風の時は、交通機関が運行を停止するが、日本のビジネスマンは台湾とは違う。

 ある日本の会社員は、金曜に台風が来ることが分かっていれば、前日の仕事が終わった後、会社近くのホテルに泊まり、金曜は定時に出勤するという。日本企業では「台風は予想可能なこと」と認識されており、前日に準備ができさえすれば、遅刻は避けられるとされる。