4級アマ無線技士合格 稲塚さん(泊小1年)県内最年少


社会
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 中学卒業程度の学力を要する「第4級アマチュア無線技士」の国家試験に、泊小学校1年の稲塚詩(うた)さん(7)が合格した。日本アマチュア無線連盟県支部によると、県内で小学校低学年が同試験を受験した例はなく、7歳での合格は県内最年少。30日に無線従事者免許証が交付される。

 試験は電波法の知識を問う「電波法規」と、無線設備の理論や構造、機能などの初歩を問う「無線工学」の2科目。試験問題に振り仮名がなく、工学試験には掛け算九九の知識も必要のため、小学1年生には難易度が高い。

 詩さんは「難しい言葉や記号が出てきて覚えるのが大変だった。たくさんの人とお話ができるのが楽しみ。モールス信号も覚えて3級の資格にもチャレンジしたい」と話した。