夏の思い出いっぱい 県内55小中で1学期後半開始


この記事を書いた人 志良堂 仁
夏休みの楽しかった思い出をみんなの前で発表する1年1組の児童=26日午前、那覇市立壺屋小学校(具志堅千恵子撮影)

 2学期制を取る県内公立学校のうち小学校37校、中学校18校が26日、夏休みを終えて1学期後期の授業を再開した。那覇市の壺屋小学校(崎山嗣一郎校長、全校生徒225人)では、工作や学習用具で大きく膨らんだかばんを持った子どもたちが元気よく登校した。

 1年1組の教室には26人の子どもたちが元気な顔をそろえた。担任の呉屋文子教諭が「思い出を発表できる人」と呼び掛けると次々と手が挙がり「海で魚を捕まえられるかと思ったが、捕まえられなかった」(宜保あかなさん)「ママのお手伝いで、お客さんが帰ったテーブルのお皿を片付けた」(岡杏奈さん)とそれぞれの体験を笑顔で発表した。

 3学期制実施校では、授業再開は9月1日が最も多く、小学校108校、中学校49校が始業式を迎える。