24日に米オクラホマ州で開催されるITUロングディスタンストライアスロン世界選手権30代の部に、南城市出身の新里崇(31歳、陸上自衛隊)が日本代表として出場する。国際大会に挑むのは初めてで、「今まで支えてもらった家族や友人、職場の方々に感謝の気持ちを込めて精いっぱい頑張る」と意気込んでいる。
新里は昨年6月の五島長崎国際大会30代の部で優勝して代表選手に選ばれた。レースはスイム4キロ、バイク120キロ、ラン30キロのコースで行われる。大会に向けて6月から本格的にトレーニングを始めており、長いレースを乗り越えられるようにスタミナ面を強化してきた。「仕事と家庭を両立させるのは難しかったけれど、質の高いトレーニングを重ねてきた」と強調する。
ベスト10に入ることを今大会の目標に掲げている。最終種目のランを得意としているため、「スイムとバイクで前の選手から離されないようにしたい」とレース展開をイメージする。
「ハワイのアイアンマンレースに出場することを目指したい」と国際大会の経験を今後の活動につなげていくことを誓った。
新里が出場する大会はITU(世界トライアスロン連合)が主催する世界選手権の一環。