台風18号 休校判断は3日午前6時までに発表 既に避難者も


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 台風18号の接近に伴い、沖縄本島の路線バスは2日の最終まで運行し、3日も始発は平常運行を予定しているが、台風の進路や速度によって早朝から運休に切り替わる可能性もある。3日午前3時半にバス4社で話し合い、運行対応を決めるとしている。

 沖縄都市モノレールは3日の始発は運行し、同日午前8時の会議でその後の運行については決定する。
 また、県教育委員会は3日午前6時までに、県教育委員会のホームページや報道機関などに県内の公立幼稚園、小中高校の休校判断について発表する。
 一方、本島内の一部の自治体では、2日午後から避難所を開設している。既に避難者もおり、各市町村は早めの台風対策を呼び掛けている。
 沖縄市は本庁と老人福祉センター「かりゆし園」に避難所を設置し、既に計7人が避難している。うるま市は本庁、石川消防署、勝連地区公民館を指定し、既に1人が避難済み。海中道路と浜比嘉大橋は風速25メートル以上の暴風域に入った場合、通行止めとなる。北中城村は中央公民館と社会福祉協議会に設置し、1人が避難している。
 離島地域では座間味村が役場と阿嘉保健センター、渡嘉敷村が役場に設置。渡嘉敷村役場に7人が避難している。
 那覇市は3日午前5時に那覇市民会館、若狭、首里、石嶺、小禄南の各公民館と那覇市保健所、那覇市役所本庁舎、那覇市津波避難ビルの8カ所に避難所を開設する。浦添市は3日午前7時に開設予定。
 浦添市は3日午前7時に開設する。北部地域では現状で動きはない。
 他の市町村も暴風域に入る見込みの3日午前に対応を協議する予定。【琉球新報電子版】