【中国時報】新採用控える傾向に 8月失業率最悪


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 台湾の主計処は8月の失業率が2年連続で最高記録を更新したことを発表し、休日制度の変更や、基本給の上昇が人事にも影響を及ぼしている。

 人材派遣会社の1111人力銀行の調査によると、今年第4四半期(10~12月)に人材を採用する予定の企業は、61%にとどまることが分かった。第3四半期(7~9月)の54%よりは高くなったが、昨年度の同時期に比べ、4%下がる。昨年よりも多く採用するという企業は、わずか2割であった。

 新規採用人数は、10人以内が7割を超え、そのうち5人以内は46%を占める。平均して5人程度であるが、この人数は最近6年で最低の数字で、今年は人事採用に関しては保守的になっている傾向が見られる。