那覇市、3団体と大規模災害時協定 臨床心理士派遣や福祉用具支援


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那覇市と災害時の協力協定を結んだ日本福祉用具供給協会の佐藤大介県ブロック長(左から2人目)、総合紙器の儀間聖輝代表取締役(左から4人目)、県臨床心理士会の宮城聡会長(左から5人目)=19日、那覇市役所

 大規模災害時における協力に関する協定の調印式が19日、那覇市役所で開かれた。日本福祉用具供給協会、県臨床心理士会、総合紙器が那覇市とそれぞれ協定を結んだ。

 日本福祉用具供給協会は、災害時に高齢者などの要配慮者が必要とする介護用品や衛生用品の確保や運搬に関する支援協定を結んだ。県臨床心理士会は、災害時に避難所に臨床心理士を派遣する協定、総合紙器は災害時のダンボール製品の供給を支援する協定を結んだ。同様の協定は全て県内で初めて。
 日本福祉用具供給協会九州・沖縄支部沖縄県ブロックの佐藤大介ブロック長は「自治体と連携し、地域の人たちが住みよいまちづくりに向けて取り組んでいきたい」と話した。【琉球新報電子版】