エイサーを通してネットワークを構築し、沖縄のアイデンティティーを確認しようと「エイサーEXPO2016」(第6回世界のウチナーンチュ大会実行委員会主催)が30日、那覇市の県立武道館アリーナ棟で開かれた。伝統、創作のエイサーや海外からの参加チームなど計26団体による21演舞が披露され、観客たちは手拍子で応えていた。
洋楽やポップ音楽を使ったり、アクロバットな踊りを交えたりした創作エイサーの数々が会場を沸かせた。一方、伝統エイサーは、勇壮な演舞で観客を圧倒した。
米テキサス州でエイサーを習っているキャシー・ライさん(47)と娘のダニエルさん(11)は演舞に感激した様子。「エイサーが大好きだ。ウチナーンチュ・スピリット(魂)を感じた。パワフルで楽しい」と話した。