テリーがキングスへ　ＮＢＡのドラフト経歴も

　プロバスケットボールＢリーグ１部の琉球ゴールデンキングスは７日、ＮＢＡドラフト経歴も持つレイショーン・テリー（３２）と２０１６－１７シーズンの選手契約を締結したと発表した。同日チームに合流、２３日の京都ハンナリーズ戦から出場を予定している。

　テリーはノースカロライナ州出身で、身長２０２センチ、体重１１０キロのフォワード。０７年にバスケットボールの名門・ノースカロライナ大卒、全米大学選手権（ＮＣＡＡ）の優勝経験を持つ。大学卒業時にオーランド・マジックに２巡目指名された。これまではイタリアやドイツ、フランスの１部など欧州を中心にプレー。今季は韓国の１部、昌原ＬＧセイカーズなどに所属していた。

　キングスは「どこからでも得点を狙うことができるフォワードで、的確な対応を常にし、リバウンドにも絡むなど、あらゆる面でチームに貢献する能力を備えている」とテリーを評価。対戦相手や試合状況に応じて異なる役割を果たし、チームの勝利に貢献することを期待する。テリーは「キングスの一員になれたことをうれしく思う。自分の持てる全ての力を尽くし、貢献したい」と意気込んだ。