宮古島市長選 野党、下地晃氏を擁立 本人は表明せず


この記事を書いた人 金城 美智子
下地晃氏

 【宮古島】来年1月22日の宮古島市長選へ向けて、「オール沖縄」陣営の候補者選定委員会(下地学委員長)は7日、市平良の宮古教育会館で会見を開き、医師の下地晃氏(62)を擁立すると発表した。晃氏は報道陣の取材に、現時点では出馬を表明する段階ではないとした。その上で「現市政を何とかしないといけない。市政を変えるために模索している人たちの意見を聞きたい。必ずしも自分でなくてもいい」などと述べ、“反現職”で一本化が果たせるなら自身は出馬しなくてもいいとした。

 晃氏は宮古地区医師会長を務める。弟は宮古島市議会議員の智氏(21世紀新風会)。晃氏によると、10月中旬に選考委へ他薦があった。

 選考委は6項目の選考基準を基に擁立を決定。ただ晃氏は「是々非々で判断したい。必ずしもオール沖縄に完全にスタンスを置くわけではない」とした。