第2回琉球新報教育賞の贈呈式・祝賀会が8日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。受賞した小中高の教諭8人を祝い、琉球新報社の富田詢一社長が表彰状と記念品を贈った。
同賞は教育現場で地道に真摯(しんし)に子どもたちに向き合い、意欲的な研究や創意工夫を凝らす教員に光を当てたたえる。
今回の受賞者は下地なを美氏(那覇市立天久小)、佐久間洋氏(沖縄市立比屋根小)、渡久地愛子氏(伊江村立西小)、上原秀樹氏(八重瀬町立東風平中)、松田美奈子氏(沖縄市立美東中)、比嘉ゆり子氏(名護市立屋部中)、上唐由紀子氏(中部農林高)、田村正人氏(前原高)。
富田社長は「8人を表彰できるのは喜ばしい限り。頑張っている先生方をもっともっと表彰し、続く先生方が輩出されることを期待する」と教諭らの取り組みに敬意を表した。選考委員長で元県教育委員会委員長の新垣和歌子さんは「受賞は本人だけでなく生徒、保護者や地域にも励みになる」と教諭らの今後の活躍を期待した。