宮古観光事業 委託選定「知らない」 代表理事が証言


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 【宮古島】宮古島市が2014年度に一括交付金を活用して、東京のイベントに観光PRブースを出展した事業の委託業者選定を巡る問題で、宮古島市議会の調査特別委員会(百条委員会)が12日、開かれた。事業委託を受けた「宮古島まちづくり研究会」(東京都)の当時の代表理事・砂川靖夫氏=宮古島観光協会理事=らが証人喚問され、証言した。委託業者選定の最中に埼玉県の2社から筆跡が酷似した辞退届が市へ提出された経緯などについて、砂川氏は「知らない」と話した。

 砂川氏は事業提案の経緯について「イベントは夏休み期間中に400万人が来場する。宮古をPRできたらと思った」と説明した。