米軍が機体を解体 オスプレイ墜落現場


この記事を書いた人 松永 勝利
工具のようなもので機体を解体する米兵=18日午後2時7分、名護市安部

 【名護】米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落した名護市安部の現場で18日午後1時50分ごろ、米軍が機体を解体する作業を開始した。作業は午後4時半ごろまで行われた。
 作業は米兵5人が工具のようなものを使い、オスプレイの翼部分を解体した。また墜落現場を取り囲むように設置された油防止膜(オイルフェンス)を米軍関係者5人が水上バイクを使って、引っ張るなどした。午後4時半ごろに作業を終え、米兵は板状の残骸などを岩場から持ち帰った。
 午後3時ごろに現場を訪れた翁長雄志知事も撤去作業を望遠鏡などを使って確認した。【琉球新報電子版】