金城、東江、ジョンソン ボクシング全国V祝う


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県ボクシング連盟の島袋洋会長(左端)から表彰された、金城大明(左から3人目)、東江勇太(同4人目)、ジョンソン・ジュリアン(右端)=18日、那覇市松尾の八汐荘

 県ボクシング連盟(島袋洋会長)は18日、全国大会を制した3選手をたたえる祝賀会を那覇市松尾の八汐荘で行った。対象となったのは、昨年の第86回全日本選手権大会で優勝したバンタム級の東江勇太(首里東高-平成国際大-矢代ボクシングフィットネスクラブ)、ライトヘビー級のジョンソン・ジュリアン(宮古総実高-日体大-沖縄水産高教諭)と、同選手権に加えていわて国体も制覇したウエルター級の金城大明(那覇高-東洋大、自衛隊体育学校)。同連盟によると、県勢の全日本選手権大会優勝は22年ぶり、国体の優勝は16年ぶりという。

 家族や指導者から激励された東江は「支えてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱい。これからも現役で活躍して沖縄に貢献したい」とあいさつ。ジョンソンは「未来を担う子どもらも支援し、指導者としても精進していく」と抱負を語った。金城は「へたくそだった自分が7年かけてここまで来ることができた。皆さんの期待に応えるように東京五輪を目指して頑張ります」と決意を表明した。

 島袋会長は「3人は素晴らしい努力でここまで伸びてきた。本人のモチベーションと家族のサポート、指導者の支えが大事だ」とあいさつし、3人の功績をたたえた。関係者からは、ボクシング王国沖縄の再興と3人の東京五輪出場を期待するあいさつもあった。