沖縄県名護市豊原の国際海洋環境情報センター(GODAC)は3日、日本の排他的経済水域(EEZ)内などに沈む深海ごみ(デブリ)の画像や映像をまとめたデータベースをインターネット上に公開した。GODACは「環境問題学習などに活用してほしい」としている。
国立研究開発法人・海洋研究開発機構(JAMSTEC)の調査船や探査機が潜航調査して撮影した画像、映像の中から、ごみが写っている情報を抽出し、撮影場所やごみ種別などに分類した。画像は680枚、映像は1672点登録している。沖縄近海で発見されたごみも数十点ある。
沖縄トラフの水深713メートルに沈むサンダルや、日本海溝の水深6280メートルで撮影されたマネキンの頭部など、深海に眠るさまざまなごみの様子が確認できる。
データベースのアドレスはhttp://www.godac.jamstec.go.jp/catalog/dsdebris/j/index.html