波しぶき上げスイムでスタート 宮古島トライアスロン


この記事を書いた人 志良堂 仁
スタートの号砲で、水しぶきを上げて一斉に海へ向かう選手ら=23日午前7時ごろ、宮古島市の与那覇前浜ビーチ(小型無人ヘリで撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】第33回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)が23日午前7時、宮古島市の与那覇前浜ビーチで始まった。選手はスイム3キロ、バイク157キロ、ラン42・195キロの計202・195キロの過酷な道のりを駆け抜け、ゴールの市陸上競技場を目指す。スタートの号砲を合図に、海へ向けて選手が一斉に飛び出し、波しぶきが舞い上がった。

 男子はアイアンマンニュージーランドを12回制覇、世界選手権で4回表彰のキャメロン・ブラウン(44)を中心に、3連覇を懸ける戸原開人(28)=神奈川=らが挑む。
 女子は今大会が引退レースとなる酒井絵美(36)=群馬=と鷲津奈緒美(36)=神奈川=の一騎打ちの公算が大きい。
 スターターは宮古高校3年の手登根武魁さんと宮古工業高校3年の赤嶺南緒さんが務めた。【琉球新報電子版】