宮古島の魅力+音楽+幸せ 音楽フェスに4千人超 山崎まさよしさん、BEGINら40組がギャラなしで


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
伊良部大橋が見えるステージ上で演奏する間慎太郎さん=5月27日、宮古島市平良
市内各地のライブハウスで演奏するミュージシャン=5月27日、宮古島市平良の音楽酒場ズビズバー

 【宮古島】野外音楽フェス「宮古島ミュージックコンベンション2017」(同実行委員会主催)が5月26~28日、市平良のトゥリバー特設会場などで開催された。26、27日は特設会場で開かれたが、28日は雨天のため急きょ、JTAドーム宮古島に移動して開催した。心地よい音楽が3日間にわたり島を包み、延べ4千人以上(主催者発表)が来場した。

 同イベントは13回目。今年は山崎まさよしさんやBEGIN、HOME GROWN、FIRE BALLなど40組以上のミュージシャンが出演した。出演者は宿泊費と交通費のみ支給され、出演料は支払われない。それでも「宮古島の魅力」(江川ゲンタ実行委員長)に引き付けられて毎年有名ミュージシャンが参加する珍しいイベントだ。

 一方、26、27日は野外フェスを終えると、舞台は市内各地のライブハウスへ。アーティストと客の距離が一段と近くなる独特の空間が築き上げられた。野外とはひと味違った雰囲気の中、客もアーティストも音楽に身を委ねた。