160台が資材搬入 ゲート前で市民ら約100人座り込み


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基地内に入る工事車両に建設反対のプラカードを掲げる市民ら=1日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で1日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する約100人の市民が座り込み「新基地を絶対造らせないぞ」「海をつぶすな」と抗議の声を上げた。

スクラムを組んで座り込む市民たち=1日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 午前8時40分ごろ、砕石などを積んだ工事車両が1日午前8時ごろに約90台、同日正午ごろに約70台、計160台が基地内に入った。

 那覇市から週に2回座り込みに参加している仲宗根義一さん(75)は「安全保障のためだというけど、それがなぜ沖縄だけにこんなに課せられるのか」と話し「基地は戦争に直結する。なくしていかないといけない」と訴えた。【琉球新報電子版】