定例記者会見を名護市長廃止へ 必要に応じ対応の方針


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 【名護】渡具知武豊名護市長は、稲嶺進前市長が毎月開いてきた定例記者会見を廃止することを決めた。必要に応じて随時、記者団に答える形で対応する方針。今月14日に予定されていた定例記者会見は中止となり、23日までに開かれていない。会見中止の理由について市は6日、琉球新報の取材に対し「14日以降の日程は新市長と調整をしているところで、2月いっぱい記者会見はやらない」と答えていた。今後の記者会見について市総務部秘書渉外課は23日、「3月以降も会見は開かない。渡具知市長の意向」と答えた。

 稲嶺市政は市内の新しい取り組みや地域振興における情報発信に積極的で、透明性のある開かれた市政運営に努めてきた。島袋吉和元市長時代も、定例記者会見は行われなかった。