【うるま】1959年に米軍戦闘機が宮森小学校(旧石川市)に墜落した事故の犠牲者18人を追悼する慰霊祭(石川・宮森630会主催)が、当時事故の起きた30日午前、うるま市の同小学校で開かれた。約110人が参加し、事故を風化させず、語り継ぐことを決意した。
慰霊祭には小さな子ども連れで参列する人の姿も多く見られた。事故が発生した午前10時40分すぎ、参列者は黙とうををささげ、犠牲者の冥福を祈った。
遺族会会長の上間義盛さんは「もう2度と悲惨な事故が起きないことを祈るばかりだ」とあいさつした。【琉球新報電子版】