F35B、上大謝名123・7デシベル 普天間飛行場に飛来 本年度市内で最大


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 【宜野湾】米軍普天間飛行場に飛来している米軍岩岩国基地(山口県)所属のF35Bステルス戦闘機の訓練で、5日午後8時31分に沖縄県宜野湾市の上大謝名公民館で123・7デシベルを記録したことが6日、分かった。市によると、本年度中に市内で観測された中で最大値だった。

 120デシベルはジェットエンジンの直近の音に匹敵する騒音で、人間の聴覚の限界に迫るとされる。

 同公民館では5日、午後8時18分に110・7デシベル、同27分にも104・7デシベルを記録した。100デシベルを超えた3回とも、ほぼ同時刻に沖縄防衛局がF35Bが南側から滑走路に着陸したことを確認している。

 市の基地被害110番には、5日の午後8時20分から約30分の間に「こんな時間に飛ばすのは迷惑だ」など9件の苦情が寄せられた。