巨人の菅野智之投手、介助犬育成に285万円寄付 CS着用のユニホーム落札金など


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日本介助犬協会の高柳友子事務局長(中央)へ目録を贈呈する菅野智之投手(右)、同席した介助犬ユーザーの我妻進之さん(左)。手前は介助犬のグレープ=19日、那覇市の沖縄県立武道館

 沖縄県那覇市で春季キャンプ中のプロ野球・巨人の菅野智之投手(29)が19日、介助犬の育成、普及を支援しようと、日本介助犬協会に対し285万円を寄付した。寄付は4年連続。那覇市の県立武道館で贈呈式が行われ菅野投手から同協会の高柳友子事務局長へ目録が手渡された。

 寄付金は、菅野投手の昨季の勝利数15勝に10万円を掛けた150万円と、チャリティーオークションに出品したクライマックスシリーズの際に着用していたユニホームの落札金135万円を加えた。

 贈呈式で菅野投手は「自分が活躍し続けることが支援につながると思う」と強調した。高柳事務局長は寄付に感謝し、「いろんな人に介助犬のことやパラスポーツに関心を持ってほしい」と話した。