「ブルーを身につけて参加を」 辺野古反対県民大会 3月16日那覇新都心公園で開催


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 辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は12日の幹事会で、16日午後2時から那覇新都心公園で開く「辺野古新基地建設断念を求める3・16県民大会」の開催概要を固めた。島ぐるみ会議の各地域代表らが登壇して辺野古埋め立て反対が7割を超えた県民投票の民意を示すとともに、沖縄防衛局が25日にも開始すると通告している新たな埋め立て区域への土砂投入の断念を訴える。

 大会では辺野古埋め立ての中止や米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去、オスプレイ配備撤回を求め、首相や米国大統領などに宛てた大会決議を採択する。玉城デニー知事は同日の下地島空港ターミナル開港式典に出席するため、謝花喜一郎副知事が代理で出席する予定。

 大会後の19日にはオール沖縄会議共同代表の稲嶺進氏、高里鈴代氏、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩氏が大会決議を携えて上京し、政府への要請行動を予定している。25日は名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前や海上での大がかりな抗議行動を呼び掛け、東京でも国会包囲を計画している。

 オール沖縄会議の山本隆司事務局長は「万単位の集まりを目指す。大会カラーの辺野古のブルー(青)で参加してほしい」と述べた。