普天間外来機発着 6月200回 前年同月比2.3倍


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 米軍の外来機が6月に普天間飛行場へ離着陸などした回数は200回で、前年同月の2・3倍に上ることが沖縄防衛局の目視調査で分かった。回数は8カ月連続で3桁台が続いている。嘉手納基地で2本ある滑走路のうち1本を補修工事で閉鎖していることから、普天間飛行場への飛来が増加しているとみられる。

 嘉手納基地の補修工事は遅延により8月まで閉鎖される予定で、普天間飛行場へのさらなる外来機飛来が懸念されている。

 普天間飛行場への外来機離着陸などは今年6月は5月より10回減った。

 普天間飛行場常駐機の離着陸などは5月より177回少ない1062回だった。前年同月比では314回減っている。