横田オスプレイが嘉手納基地飛来 7月に続き5度目、運用が常態化


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米軍嘉手納基地に飛来したCV22オスプレイ=17日午後3時過ぎ、嘉手納町

 【嘉手納】米軍横田基地に配備されているCV22オスプレイ3機が17日午後、米軍嘉手納基地に飛来した。7月に続き5度目。CV22は2018年6月に初めて嘉手納基地に飛来して以降、同基地での運用が常態化している。

 これまでにも県や、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)などが再三、同基地への飛来に抗議しており、地域住民の訴えを無視した運用に反発の声が上がるのは必至だ。

 CV22は午後2時45分ごろから4時45分までに順次着陸した。同基地を拠点とする米空軍第353特殊作戦群が定期的な訓練実施を明言しているのに対し、周辺自治体は基地負担の増加や事故への懸念から、CV22の同基地での運用中止と配備撤回を一貫して求めている。飛来の目的を問う本紙の取材に対し、米軍からの回答は同日なかった。