3千億円予算確保を決議 自民沖縄振興部会 滑走路財源も


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 【東京】自民党の沖縄振興に関する特別委員会(川口順子委員長)と美ら島議員連盟(岸田文雄会長)は28日午前、合同会議を開き、2013年度沖縄振興関連予算の約3千億円規模の確保と那覇空港第2滑走路の13年度着工に向けた財源確保を求める決議を全会一致で可決した。一部追加、修正した上で、党政務調査会に提案。党政調で審議した上で党の決議として決定する。

 会合には、安倍晋三内閣で閣僚入りした岸田外相と仲井真弘多知事も出席した。仲井真知事は、会合で発言し、民主政権下でまとめた約3045億円の沖縄振興関連予算の満額確保と、那覇空港については工期を7年から5年に短縮するよう強く求めた。
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