普天間にCH53搬入 海兵隊、追加配備を開始


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大型長距離輸送機C5ギャラクシーから運び出されるCH53ヘリ=3日午前11時16分、米軍普天間飛行場

 【宜野湾】米軍普天間飛行場に3日午前、米軍の大型長距離輸送機C5ギャラクシーが飛来し、CH53E輸送ヘリ1機を搬入した。

在沖米海兵隊は6月初旬から県内に隊員170人をローテーション配置し、ヘリ8機を配備すると発表しており、在沖米海兵隊報道部は本紙の取材に対し、運び込まれた機体がそのうちの1機であることを認めた。
 配備はイラクやアフガニスタンでの軍事作戦で中断していた海兵隊の部隊配置計画(UDP)の一環。6月初旬に数個の航空分遣隊を沖縄に再配置し、CH53Eヘリ4機とAH1W攻撃型ヘリ4機の計8機を配備するとしている。普天間飛行場では3日朝にギャラクシーが飛来し、午前11時前後から、CH53Eヘリ1機が運び出された。