選挙の争点「憲法」、どう語られている? ネット選挙トレンド分析


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男女別の「憲法」に関するトピックス


 第23回参院選が公示された7月4日からファーストサンデーを挟んだ9日までの、「憲法」に関するブログなどへの書き込みを拾い出し、男女別、年代別で分析してみた。

 男女別では、男女の円と結ばれた線が太いほど、そのワードの出現頻度が高いことを示している。男性が「政党」「争点」「過半数」などと語られることが多いのに対し、女性は「戦争」「反対」「自分」といった言葉が目立つ。男性の方が憲法問題をより参院選と関連づけて考えている様子がうかがえる。

年代別の「憲法」に関するトピックス

 年代別では、20代で「国家」や「原発」「再稼働」など国策と関連して語られているのが特徴。一方、50代では「くらし」「平和」「国民」といった言葉が一緒に使われている。現在の憲法に対する世代間の差を表しているのだろうか?

 今回の参院選では、自民、公明の与党が衆参「ねじれ」を解消できるかが最大の焦点だが、自民党、日本維新の会、みんなの党、新党改革の改憲勢力4党で参院の3分の2にどこまで迫るかも注目点だ。憲法改正に対する各党、各候補者の見解をしっかり見極めたい。(共同通信)

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データおよびグラフは(株)ホットリンクから提供を受けています。
データは、25の主なブログポータルサイトと掲示板、100の著名個人ブログの内容をもとに、「憲法 改憲 憲法改正」というキーワードを設定して分析。男女や年代の判定は、ブログのプロフィール情報などをもとに行っています。
検索過程で 誹謗中傷など一定の語を含む内容は除外するため、データはネット上での総数とは一致しません。また、数の多さ少なさはその政策や政党への支持と直接関係しません。
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