沖縄市長選きょう投開票 泡瀬埋め立て、基地が争点


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(左から)最後の訴えをする桑江朝千夫候補=26日夕、沖縄市の胡屋十字路、最後の訴えをする島袋芳敬候補=26日夕、沖縄市のコザ十字路

 【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選は27日、投開票される。保守系の無所属新人で前自民党県議の桑江朝千夫氏(58)=自民、公明推薦、そうぞう、民主、維新支持=と、革新・中道系の無所属新人で前副市長の島袋芳敬氏(64)=社民、共産、社大、生活推薦=の両候補は26日、それぞれ選挙戦の打ち上げ式を行い、最後の支持を訴えた。

投票は21カ所で午前7時~午後8時に行われ、午後11時ごろまでには当落が判明する見通し。
 市制40年の節目に当たる今回の市長選では、泡瀬沖合埋め立て事業や米軍嘉手納弾薬庫知花地区への一部施設移転などの基地問題、経済振興などを争点に激しい選挙戦が展開された。11月に予定される県知事選の行方を占う選挙になる。
 桑江氏は26日夕、市内の胡屋十字路で打ち上げ式を行い「まちの活性化を取り戻すため、一緒に沖縄市を復活させよう」と訴えた。
 島袋氏は同日夕、市内のコザ十字路で必勝集会を開いて「歴代市長がまいた種が花を咲かせるため一生懸命に働く」と訴えた。
 当日有権者数は10万1122人(男性4万7958人、女性5万3164人)。