イチハナリアート展 40作品入れ替え、後期開始


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約40作品が入れ替わり、装い新たに始まったイチハナリアートプロジェクト=30日、うるま市与那城伊計の旧伊計小中学校

 【うるま】伊計島がアートの島に。イチハナリアートプロジェクト(うるま市観光協会主催、うるま市、日本こうさく学研究会、琉球新報社共催)が30日から後期に入り、総展示作品40点を入れ替えて、装いを新たに始まった。県外作家が伊計島を意識して制作した作品や県内初披露の作品も展示され、観覧者の目を引いていた。

 旧伊計小中学校や伊計集落内を会場にしたプロジェクトは9月28日までが後期。県外作家が伊計島のイメージを前面に出した作品も登場した。
 樺島優子さんの作品「渚にて」は、砂浜に巨大ヤドカリを鎮座させて本物のヤドカリも配置する遊び心を満載した。完成までに約2カ月かかり「子どもたちにとって楽しい展示に」との意図を込めた。
 黄照津さんと和田真以子さんの作品は、伊計の海に漂着した流木や、サンゴなどを机上のアートとして数々仕上げ、展示した。
 入場料は大人300円(中学生以下無料)。