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大浦湾に7.4メートル海藻群落 サンゴ礁で世界最大級

 【名護】米軍普天間飛行場の移設計画が進む名護市大浦湾の埋め立て予定地に生育する海藻群落が、サンゴ礁域で最大7・4メートルまで巨大に成長した初めての例であることが2日までに分かった。琉球大学博士研究員の藤井琢磨さんと元東京海洋大助教の大葉英雄さん、ダイビングチーム「すなっくスナフキン」らの調査で明らかになった。

 これまで3メートル以上の海藻群落は九州以北でのみ確認されていた。大浦湾で群落をなす大型の海藻はホンダワラ科のマジリモクで沖縄から瀬戸内海に分布する。これまで確認されていた同種の最大は1・5メートルで7・4メートルは世界的にも初確認。
 藤井さんらが2008~12年までの調査で群落を確認したのは辺野古崎北東部の岸から50~100メートルの海域。水深10~20メートルで断続的に群落を形成する。大浦湾で巨大に成長した理由は分かっていない。
英文へ→Huge marine algae community in Oura Bay


最大で7・4メートルにも及ぶマジリモクの群落=2013年4月9日、名護市大浦湾

巨大海藻が群落で生育する場所 地図


琉球新報