Wポストが仏紙風刺画掲載 割れる有力メディアの判断


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 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは13日付の紙面で、フランスの週刊紙シャルリエブドが発表した、涙を流すイスラム教の預言者ムハンマドの姿を描いた14日発売号の1面の画像を掲載した。ポスト紙がムハンマドを描いた風刺画を、オピニオン欄などを除く報道面で掲載するのは初めてという。

 米主要メディアは同種の風刺画の掲載や放映の自粛を続けており、今後、議論を呼ぶ可能性もある。
 同紙は記事で、宗教間対立を故意にあおるような作品は掲載しないとの編集方針を維持しているとしたうえで、シャルリエブド最新号の風刺画はそれに当たらないと判断したと説明した。
(共同通信)