県労政・女性就業センターが21日発表した労働組合基礎調査によると、2014年6月30日現在の県内労働組合の推定組織率は前年比0・3ポイント減の10・3%となり、復帰後の最低値を3年連続で更新した。
一方、全国一高い非正規労働者の割合が問題化する中、パートタイム労働者が加入する労組は前年比12増の85組合で、パートタイム労組員数は167人増の5350人だった。
労組数は前年比2減の497組合。雇用者数は1万6千人増の56万3千人、労組員数は115人減の5万8034人となった。
労組員数全体に占めるパート労働者は0・3ポイント増の9・2%で、推定組織率は0・4ポイント減の3・9%だった。