アウシュビッツ解放70年で式典 悲劇、二度と繰り返さない


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27日、ポーランド南部オシフィエンチムで、ガス室に送る収容者を選別したアウシュビッツ強制収容所の「死の門」を囲うように設置された追悼式典の会場(共同)

 【オシフィエンチム共同】第2次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴するアウシュビッツ強制収容所の解放から、27日で70年を迎えた。収容所跡のあるポーランド南部オシフィエンチムにはドイツのガウク大統領など関係国の首脳や元収容者約300人が集まり、追悼式典で悲劇を二度と繰り返さないことを誓った。

 ガウク大統領は式典に先立ちベルリンの連邦議会で演説し「私は生きる限り、ドイツが人類に対して大変な罪を犯したことに苦しみ続けるだろう」と述べた。
(共同通信)