教員就職率60・4% 国立大の卒業者


社会
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 全国44の国立の教員養成大学・学部を2014年春に卒業した人の教員就職率(14年9月末現在)は、前年比0・9ポイント減の60・4%だったことが30日、文部科学省の調査で分かった。

 2000年前後は30%台だったが、近年は団塊世代の大量退職に伴って新規採用が増えた影響で競争が低下し、60%台が続いている。
 卒業生の合計1万709人のうち、教員になったのは6465人。内訳は、正規採用が3813人、臨時採用が2652人だった。ほかは教員以外の就職1986人、大学院進学1183人、未就職915人など。
(共同通信)