【中国時報】アップル時代到来 スマホ世界市場


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 台湾の金融情報誌「財金文化」の論客としても知られる財金文化社の謝金河会長は先日、昨年のスマホ市場の状況をアップルによる寡占時代の到来と分析した。2位のサムスンも苦境にあり、3位以下の企業は存続の危機にあると分析した。

iPhone6など新機種の好調な売り上げが奏功し、昨年第4四半期のスマートフォン市場では、アップルが全世界の収益の93%を独占。サムスンは9%で2位を維持したが、台湾の宏達電機は1%にも満たず惨敗した。
 謝氏は大企業による寡占状態は、他の業種にも及んでおり、かつて台湾で2大半導体メーカーだった台積電(TSMC)と聯電(UMC)も、聯電は現在、台積電の21分の1に縮小。台積電の独占状態になっているとしている。