戸惑いながらも一目散 けがのヤンバルクイナ、治療終え放鳥


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 国頭村佐手の県道2号で、けがをしている状態で保護されたヤンバルクイナの雌1羽が26日、放鳥された。

 治療に当たっていたNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の職員らが見守るなか、かごから出てきたクイナは、少し戸惑う様子を見せたものの、すぐに森の中へと一目散に駆けていった。

 放鳥されたヤンバルクイナは雌の成鳥で体長約35センチ、体重は約400グラム。12日に県道2号で立ち上がれなくなっているところを車で通りかかった男性が保護した。(国頭)