琉球新報社 今年もいろいろな「声の仕事」をさせていただき本当に幸せに思います。
ラジオパーソナリティー、番組・ＣＭ・ビデオパッケージ・ファッションショーのナレーション、講演会・パーティー・式典など各種司会。あと、ブライダルＭＣに生年祝いの司会まで、今年もさまざまなジャンルのお仕事をさせていただいたのだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
そしてその中身もさらに細かく分類されており、例えば司会だとその時々で喋（しゃべ）りの雰囲気を変え、ナレーションなら声のトーンやスピードやキャラクターなど、広告主やディレクターのオーダーに沿う声で対応していきます。
特に私の場合は声優的なキャラクター声も得意としているので、女の子や男の子、お母さんにおばあさん、時には動物まで、これまたいろいろな声を担当。最近ではアルミ缶役で演歌まで歌ったりもしています。ここ数年はウチナー訛（なま）りでのオーダーもよく来るので本当にうれしい限り。
なんだか、あらためてこうして自分の声の大まかな履歴を文字にして書いてみると、声の一つ一つがまさにキャラクターとなり、頭の中で同窓会しているみたいで楽しくなってきます。
また、大大大ファンの「がじゅまるファミリー」アニメ版では、てぃだ子お母さんとして憧れの声優デビューができ、同じく憧れだった海外ドラマの吹き替えも、沖縄に居ながらにしてできるなんて、とても貴重な経験となりました。なので第２弾にいつでも臨めるよう声をしっかりと磨いておかなくっちゃ！ですね。
他にも那覇・琉球バスの特殊なナレーションや、ほしぞら公民館プラネタリウムの各プログラムではナレーション、魔女、おばぁを担当させて頂きました。
さぁ♪ 来年はどんな声のオーダーが入るでしょうか。今から楽しみです。
（石底マキ ナレーター、パーソナリティー）
