警備員がダンプに接触し死亡 辺野古新基地工事車両の出口付近 抗議活動の女性もけが 沖縄・名護市安和


警備員がダンプに接触し死亡 辺野古新基地工事車両の出口付近 抗議活動の女性もけが 沖縄・名護市安和 名護市安和の事故現場付近=28日午前
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 28日午前10時15分ごろ、沖縄県名護市安和の国道449号で「ダンプにひかれ、けが人2人。男性は意識無し、心肺停止」と119番通報があった。名護市辺野古の新基地建設を巡る、埋め立て用土砂の搬出に抗議に訪れていた女性と警備員の男性が桟橋から国道に出ようとした大型ダンプと接触した。

 名護署や名護市消防本部によると、警備員の男性が心肺停止状態で本島北部の病院に搬送された。同11時9分、死亡が確認された。女性はけがを負ったが、意識はあるという。名護署が詳しい経緯を調べている。

 現場付近にいた別の女性によると、2人は桟橋の出口から本部町向けに国道を左折しようとしたダンプに巻き込まれたという。